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photo by Lucy
インタビュアー:
お二人は初めまして……になりますか?
灰二:
えー、実は俺は(当時の) THE VANILA で The Wells の当時の「タマゴ男」(※渋谷 Egg-man で行われていたイベント)に出てるんですよ。
馬越:
そうそう、そうなんですよね。ススムに言われて思い出しました。
灰二:
そう、ちゃんと(イベントの)ラストのセッションでビューティフル・サンデーを歌いましたよ(笑)。あと出てたのはホーボーズ・ジャングルとか……。
馬越:
懐かしい〜、その日はススム仕切りっぽいね。
※ここでオーダーのギネスが出てくる。
灰二:
じゃぁ、まずは再会と言うことで。
馬越:
ところでこのインタビューは何に使うんですか?
灰二:
THE VANILAのサイトで対談のコーナーがあってそこで使います。第一弾は僕とイトウ君がやったんだけど。
馬越:
なるほど……。
インタビュアー:
THE VANILA も The Wells も再結成?再活動された訳ですがそのあたりの事を聞かせてください。
馬越:
うちらも再結成するまで時間がかかってその間にそれぞれみんな人生があったわけじゃない? 紆余曲折なりなんなり。それで、もどってみて昔の友達に会えるのは楽しいのは楽しいんだけど、音楽的部分ではそれじゃこっからどうしようって事なんで。まぁ LIVE 本数も少ないんで、昔を出せばいいのか新しいのがいいのかそれをどうしようかってところなんだよね。新曲ばっかりやる自信もないし、みんな困惑するところはあると思う。それを葛藤しつつそれぞれの生活があるんで、年だし、これに人生を賭けてみるとか、さてどうしようか……なんだよね。
灰二:
なるほど。
馬越:
ただスタンス的には楽になったんで(昔に比べて)なんかそういう面白さはあるんですよね。どーですか? どーすかっ、そーいうのは?
灰二:
昔ガンガンやっていた頃より自分の立ち位置ってのが明確になった。その分楽しんでやれるよね。
馬越:
そう、そうなんだよね。
灰二:
世の中わからないで突っ走ってやってた時代を経てるから今は周りの全景が見えててやれるからやっぱりそれがいいなって思う。
馬越:
それで再結成する人たちが多いって理由はありますよね。
灰二:
想い出した、俺、The Wells の解散のあと馬越君に会っているんだよね。吉祥寺のお店やってたでしょ、そこに飲みに行ってるんだよね。
馬越:
うわぁ〜、そーなの?(笑)。
灰二:
行った、行った(笑)。
馬越:
そう、店やってていろんな人たちに出逢って、ほんとに面白いヤツが沢山いてそれで俺ってちょっと(世界が)狭かったなとか気がついた。その後、店の場所が変わってそこはそこでまた面白い出会いがあったりしてちょっと人生観が変わったかな? っていうのありますね。
灰二:
基本的にバンドマンばかりに囲まれていてたまに違うフィールドの人とかと話すと確かに刺激があったりする。俺もバンドから離れていた時は格闘技系の人たちと話すことが多くて面白かった。
馬越:
やっぱり ROCK と格闘技はつながっちゃうね、わははは……(笑)。
灰二:
みんな好きだしね。
馬越:
そーだよね。
灰二:
どうやって減量するの?って聞いたら、「朝走って、夜も走るんですよ」とかさ(笑)。