
渡邉灰二のフェイヴァリット9 “ムービー”
今回はかなりバラエティにとんだと言うかバラバラです。 次回は得意のホラー映画(B級)でやってみたいなと。
「トゥルー・ロマンス」
脚本はクエンティン・タランティーノ。エルビスの使い方なんかたまらない!脇役のデニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケン、ゲーリー・オールドマン、ヴァル・キルマー。どいつもこいつもクレージーでカッコイイ!あ、ブラピも出てます。ラストシーンは・・・まあ、見てくれ!!当時クラレンスと同じサングラスを探したなあ。
「ラジオ・フライヤー」
義理の父親にいじめられる弟を見兼ねた兄が、伝説に夢を託して弟を救い出す兄弟愛のドラマ。弟がいるやつにはグッと来ます!ラジオフライヤーってアメリカではポピュラーな子供用のスチールワゴンのこと。
「XYZマーダーズ」
監督は「死霊のはらわた」のS・ライミ。やっつけてもやっつけても起き上がってくる不死身の殺人鬼や、キャラクターは皆へんてこな味付けがされており全編パロディ全快。ライミの特徴でもある、スピーディな展開も必見。でも1985年の作品なんでレンタル店には無いかもね。大作でもないし(笑)・・・
「ジュラシック・パーク」
誰でも知ってる恐竜パーク。しかし怪獣物や巨大生物ものには目が無い俺は当時映画館で見たときには相当な衝撃でした。今じゃ普通だよね。主演は人間でもなくT-REXでもなく当然ヴェロキラプトル!!恐竜の鳴き声は種によって変えていて、たとえばT-REXはゾウの赤ん坊の鼻息とワニの唸り声、虎の咆哮といった強大な動物を混ぜ合わせたものだって。
「爆裂都市 BURST CITY」
THE VANILAのLIVE前によく流す「セル・ナンバー8」!この映画の挿入曲です。ロッカーズ、ルースターズ、スターリン、町蔵!!ズガガガ、ゴゴゴゴ、ギャギャガー!バトルズなめんなよ!以上、内容紹介でした。
「ブコウスキー:オールド・パンク」
作家チャールズブコウスキーの伝記映画。親元を離れ、全米を放浪した後、15年間郵便局員として働き、プロの作家として独立したのは50歳近くになってからというブコウスキー。彼の少年時代から老年期に至るまでの回想や詩の朗読会の模様を織り交ぜ、友人、関係者たちの証言をつづったドキュメンタリー作品。ボノやショーンペンも出てきます。私財を投げ打って彼に賭けたジョン・マーティンとリンダ夫人。とくに夫人は賢く器がでかい。彼女じゃなければブコウスキー夫人は勤まらないんだろうな。
「ストレート・トゥ・ヘル」
監督はシドナンでおなじみのアレックス・コックス。出演はジョーストラマー、コートニーラブ。3人の殺し屋と妊婦。ウエスタンでパンク、エルトポにも似たダーティさ。相当ハチャメチャです!!共演のディックルードは後にメスカレロスの映画を製作。
「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」
後で知ったけどドイツ映画。病院で知り合った末期の病の2人が一度も見たことの無い海を目指し旅をするロードムービー。男の友情、生死観。泣けるぜ!「天国じゃ皆、海の話をするんだぜ!」
「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」
当時、海外のアーティストの動いている姿を見るすべもなく(MTV放映もユーチューブも当然無い!!)、ただミュージックライフの切抜きを下敷きに入れて妄想にふけっていた時代、ついにVHSデッキが我が家にもやってきた。画面の中で動くミック、ミカウバーを掻き鳴らすキース。蝋人形のごとく静止画のビル。圧倒的なアメリカとロックンロール。今見ても喉が渇く。そして数年後、彼らは来日し俺たちは本当の本物を見ることになる。(初来日は90年。隣には伊藤毅。)ハルアシュビーのこの映画は何の装飾もなくただぶつ切りした、ストーンズのドキュメント。ファンタスティック!!
SPECIAL >> favorite9 "Movie"
伊藤毅のフェイヴァリット9 “ムービー”
「ニュー・シネマ・パラダイス」
「約束」の映画。少なくとも劇場で10回は見てる。映画の中に出てくるおじさんみたいにだいぶ台詞も憶えた。完全オリジナル版(ディレクターズ・カット)よりも劇場公開版をおすすめします。みなまで言うな的な感じで。当時一緒に見に行った彼女は今、何してるんだろう? てなことまで思い出させてくれるエンニオ・モリコーネのサウンドトラックも最高。俺もあのメロディに選ばれたかった。
「チャーリー」
「反骨」の映画。チャップリンの自伝を映画化。アンソニー・ホプキンス演じる架空のインタビュアー役以外はすべて実在の人物。 ロバート・ダウニー・Jr 演じる、主人公のチャーリーは本当に本物のチャップリンにしか見えない。「こんな映画作ったって誰が見るんだ!」「僕が見る!」。映画の中であの「独裁者」を撮影しているシーンでの台詞。今でも時々思いだす。どうもなんかいちいち大事なんだよ、この映画は。ちなみにチャップリンの実の娘が、チャップリンの母親役で出演。
「狂熱のライヴ / レッド・ツェッペリン」
「ロックスター」の映画。レッド・ツェッペリンのライヴドキュメント&イメージシーン(今だと PV 的な感じ)。中学生のときに、当時つきあってた彼女で、現在は友人Kの嫁、Aちゃんとの初デートで池袋に見に行った。これまた初めての「動くツェッペリン」に大興奮している俺の隣で、彼女はすやすや寝ていた。たしか「幻惑されて」のあたりだったか。昔から俺は空気を読まない男だった。だって普通、初デートでツェッペリンの映画は見に行かないでしょ? それからしばらくの間、好きな映画は一人で行っていた(文芸座でウッドストックとかラストワルツとか)。彼女の寝起きの照れたような笑顔と、画面いっぱいのジミー・ペイジの目からビーム。青春である。
「ブルース・ブラザース」
「R&B」の映画。こういうのが本当のアールアンドビーって言うんだよ、お嬢様がた? しかもミュージカル・コメディ。映画のオープニング、 “She Caught The Katy” のギター・リフに乗って、刑務所から出所するシーンはもう笑いながら鳥肌。これも劇場で5回は見てる。二十年くらい前に自由が丘の映画館で「当館ではフィルムの老朽化により今回が最後の上映になります」というときに見たのが確か最後。映画の最後、エンドロールが流れる中、数十人しかいないまばらな客席は拍手喝采、それは幕が閉まるまで鳴り止まなかった。ちょっと泣いた。一人で見に行っててよかった。それ以来、俺は劇場で映画を見るときは必ず最前列に行くことにしている。画面を独り占めするためと他の客に顔を見られないように、だ。
「レオン」
「壮絶」な映画。「大人になっても人生はつらいの?」「つらいさ」。映画の冒頭、アパートの廊下でのマチルダとレオンの会話。どこにも居場所のない子供と、純粋無垢な殺し屋のお互いの立ち位置が一発でわかるようなものすごいシーンだった。ちなみに映画のオープニングに出てくるリトル・イタリーの入り口のあたり(浅草の雷門みたいな)には、仕事で初めて NY に行ったときに観光がてらメシを食いに行った。パスタが旨かった。でもって観るのであれば完全版でなく、劇場公開版をおすすめします。ニュー・シネマ・パラダイスと同じく、みなまで言うな的理由で。余白、がいいんだよ。
「クール・ランニング」
「企画勝ち」の映画。もう最高。だって“ジャマイカのボブスレーのチームがオリンピックに出る”ってこの一行でもう完璧にコメディ映画としては勝ちパターンでしょう。だって選手は大会に出場して初めて雪を見るんだよ? しかも実話、“Based on true story”ってやつね。笑って泣いて一家に一枚。ディズニーで唯一好きな映画でもある。映画の中でジャマイカの選手が挨拶がわりに「Respect!」って言い合うのが、当時俺らの周りで流行ってた。
「セント・オブ・ウーマン ~夢の香り~」
「挟持」の映画。名作かつ必見。盲目の退役軍人をアル・パチーノが演じる。中盤、目の見えない主人公がレストランでうら若き女性とタンゴを踊るシーンがある。その“足が絡まっても踊り続ける”という台詞がクライマックスへの伏線になっている。パチーノはこれでアカデミー賞主演男優賞を受賞。「ジョン・ダニエルズをこっちによこせ」「え? ジャック・ダニエルズでは?」「俺は付き合いが長いからジョンでいいんだ」。イカす。
「SUPER FOLK SONG」
「ものづくり」の映画。張りつめる。矢野顕子の同名のアルバムのレコーディングドキュメンタリー。監督はあの坂西伊作さん。矢野さんがどのくらいの次元で唄を歌いピアノを弾き音楽を作っているかという、壮絶な映像記録。これは、物を作ってるひと、特にミュージシャンはほぼ全員が見たほうがいいと思うんだけど、見ると音楽を続ける自信をなくす可能性あり。俺はなくした。のほほんと聴こえる音楽が、のほほんと作られていると思ったら大間違いなんであるよ。
「アイ・アム・サム」
「逆転していて逆転していない」親子の映画。泣ける。全編に流れるビートルズのカヴァー。ミュージカルなくらいに、それぞれの曲がそれぞれの場面に見事にはまっている。ショーン・ペン演じる知的障害を持つ父親が娘の養育権を失いかけて、積み木の壁の向こうに立てこもるシーンで流れる「アクロス・ザ・ユニヴァース」(ルーファス・ウェインライトがカヴァー)。その壁を文字通り乗り越えるミッシェル・ファイファー演じる弁護士。“なにものも僕を変えることはできない(Nothing's gonna change my world)”という歌詞と相まって思い出し泣き必至。そしてなによりダコタ・ファニングの娘役の演技がものすごい。必見。
SPECIAL >> favorite9 "Movie"
中村タロウのフェイヴァリット9 “ムービー”
「ショーシャンクの空に」
何十回も見た映画。必ず感動する!最後のティム・ロビンスが雨の中、両手を広げるシーンなんて最高よ!
「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」
監督はジョージ・ルーカス。この映画は説明いらないね。ライトセーバーのおもちゃを買って子供の頃に遊んでいたな。
「シャイニング」
監督はスタンリー・キューブリック。スティーヴン・キングのシャイニングもあるのだがキューブリック版の方が好き。だってジャック・ニコルソンの演技が凄いんだもん。
「2001年宇宙の旅」
こちらもスタンリー・キューブリック作品。最初は人間がコンピューターを操っていたがHAL9000型コンピューターが次第に・・・ 人類に対しての警告なのかな。
「隣人は静かに笑う」
こんな隣人さんがいたら嫌です(笑)最後の展開が凄い!怖い怖い・・・
「アイ・アム・サム」
幸せな気持ちになれる。ショーン・ペンの演技がすごいのね。サントラも最高。 Lucy In The Sky With Diamonds!!
「時計じかけのオレンジ」
またまたスタンリー・キューブリック作品。まさに狂気!考えさせられる映画かな。コロバミルクバーでドルーグたちと朝までモロコを飲みたいです!
「A.I.」
スタンリー・キューブリック企画だったが、キューブリックが亡くなったため、スティーヴン・スピルバーグによって監督された。母親を強く想う子供の姿が最高に泣ける。俺、キューブリック好きだな(笑)
「グーニーズ」
なんだか冒険したくなる映画。子供の頃この映画を見た時はスロースが怖かったな。
