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SPECIAL >> Interview: The Wells 馬越秀生さん&灰二対談(2/5)
- インタビュアー:
- 馬越さんと音楽の出会いとは? 馬越さんはサッカー少年だったんですよね?
- 馬越:
- あ〜なんでだろうね(笑)。でもオアシスもそうだけどサッカー好きって音楽も好きだったりするじゃない。バンドマン酒好きと同じ事じゃないっ(笑)。
- インタビュアー:
- 高校生の頃はどんな感じでした?
- 馬越:
- 中学は国体の候補(サッカー)までいったの。
- 灰二:
- サッカーオンリーだ。
- 馬越:
- そうそう、でも家に帰るとお姉ちゃんがビートルズかけてたりクィーンかけてたりしてたからそっからぁ……かな。3年生になると部活は引退じゃない、やることなくなるし。そーだなぁツェッペリンの「天国の階段」をひいたり……。当時はさタブ譜ってないじゃない。
- 灰二:
- 耳コピでね(笑)。
- 馬越:
- そう、耳コピで「天国の階段」の最初からどこまで行けるかって友達と競争したり。なんかそう言うことやってた。そう、ジャムのラストアルバムでハマったかな。
- 灰二:
- あぁ!
- 馬越:
- オールモットコンズで行きたかったんだけどそれには間に合わず……。
- 灰二:
- 間に合わずね。
- 馬越:
- そう遅かったんだけど、その「THE GIFT」聞いたときにちょうどジャムがアルバムの発売記念のツアーで来ててすぐチケット取って(日本)青年館に見に行ったのね。初めて、ひとりで。
- 灰二:
- あれを見ているんだね。
- 馬越:
- そう、見た。茨城に住んでいたんだけどその頃知り合いのお姉様たちにツバキハウスとか連れてってもらったり、知り合いの漫画家と遊んでもらったりそんなことしてた。楽しかったなぁ。
- 灰二:
- それじゃリアルな音楽体験とかはジャムなの?
- 馬越:
- そう……なるかも。
- 灰二:
- 俺は自分で最初に買った洋楽のアルバムが THE GIFT なんだよね。
- 馬越:
- そう、じゃぁちょうど同じくらいだ。その前にツェッペリンとかあったけど。その頃にジョン・ボーナムが死んで、ジョン・レノンが死んでちょうどスペシャルズが解散して……バタバタしててその頃は自分にとっては嫌な事ばかりだったのね。だから THE GIFT が起死回生だった。そうしてたらジャムが解散して。
- 灰二:
- そうそうすぐね。
- 馬越:
- 高校に入ってもサッカーは続けていたんだけど、キャプテンになったヤツに「アイツは国体の候補まで行ったのに音楽とか麻雀とかチャラチャラしてる」って事で虐められた(笑)。それで部活としてのサッカーは辞めた。その頃は、当時はプロリーグとかなかったから目指すところがなかったしね。今も楽しいサッカーはやってるけどね。バンドのように。
- 灰二:
- ふーん。
- 馬越:
- スポーツと音楽って(関係)あるよね。オアシスはマンチェスターだし、エルトン・ジョンはチェルシーだっけ。まぁみんな格闘好きなようなそんな感じで。飲み屋さんも最初はビール好きでとにかく酒が好きで……。でもビールはさ、おやじになると腹はでるわ、腹の中もすぐふくれるわでさっ。
- 灰二:
- うはははは……(笑)。
- 馬越:
- それで日本酒が好きになったの。それで店もそっちに行くようになったかなぁ。
灰二君はグラフィックとかでしょ。バンドマンがそっちに行くの多いよねぇ。
- 灰二:
- うん。だってさ、それこそ当時はパソコンとかなくてチラシ作るんでもコピーして切って貼ったりしながらみんなカッコイイチラシを作ろうと頑張ったじゃない。そういう事が原点でしょ。
- 馬越:
- そうなんだよね。デザイナーとか PC 系とかバンドマンが多い。あはは……ちょっとバンドの話がずれちゃっていいのかな……
- インタビュアー:
- どうぞ、どうぞ、続けてください。