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灰二:
話変わるけど、The Wells の再結成は波紋を呼んだよ。
馬越:
ん?
灰二:
あのチェルシー(渋谷 CHELSEA HOTEL)での夜は The Wells のメンバーだけじゃくていろんな人たちがそれぞれに再会したんじゃないの?
馬越:
そうね、あの頃の人たちが集まってくれたから。ほんと懐かしかったもん。ススムがいろんな人呼んでくれたから。俺はひたすら楽しかったから。「うわぁ……」って。
灰二:
俺とイトウ君の対談にも載ってるけど、THE VANILA のメンバーもそこで会えたわけだし。
馬越:
へぇ……。
灰二:
そう言えば、THE VANILA解散はThe Wellsの解散と同じ年なんだよね。確か The Wells のロフト(解散LIVE:新宿ロフト)の何ヶ月か後、同じロフトで解散やってるから。
馬越:
え〜、そうなの。
灰二:
THE VANILAの後に作ったバンドは下北のシェルターでよくやってたんだけど、つっちゃまのロッタラブとよく対バンだったよ。おにいちゃんともどこかで会ったなぁ。
馬越:
ちょうど俺は音楽から離れていたからやっぱり俺だけみんなとも会ってない。全然ライブハウスとかに行ってなかったし。音楽の指向とかもだいぶ変わっちゃったし。
灰二:
そうなの?
馬越:
かなり変わった。みんなもそうなのかも知れないけど。
灰二:
つっちゃまは変わったようには見えないけどね(笑)。
馬越:
俺は変わったちゃったんですよ。今はすごく好きなのはヴァン・モリソンG-LOVE かな。プロデューサーだとチャド・ブレイクとかミッチェル・フルームとかその辺だからなぁ。
灰二:
ヴォーカリストはだんだんいらないものがとれていくから最終的に歌そのものになってヴァン・モリソンもちょっとアコースティックな感じになっていくし、だんだん「歌」の方に行くよね。
馬越:
うんうん。
灰二:
俺も一時、バンドなんだけれどバイオリン、アイリッシュ・フィドルとか本当に欲しくて。本気で探した。ジャンプできるバイオリンを!
馬越:
あぁ……。アイルランドは何回か行ってるんだよ。面白い。つっちゃまはさヴァン・モリソンとか取り入れてくれたりして。リズム体はバリバリ ROCK だからさぁ……とか言えるのが今なんだよね(笑)。